鉄道に関する動画・情報、つれづれなる駄文



2008年12月27日

PxVC1100 を試してみた

先日発売されたハードウェアエンコーダ、PxVC1100を使って
Youtubeにアップするまでの手間を削減できないか考察してみました。

※注記
下記の記述はYoutubeの古い仕様に基づいています。
現在では、HDVソースなどの普通のMPEG2をアップロードすると
HDモードとして認識させることが可能です。
また、現在私が実施している方法とは異なっています。
最新の方法は
http://ahi.seesaa.net/article/121908689.html
を参照してください。
6/20 追記



他の皆様がどうやってHD画質の素材を用意されるのかは知りませんが
私の場合は一度編集したMPEG2-TSをAviUtlに食わせて
x264 GUIで出力するという、自分では勝手にオーソドックスだと
思っている方法でH.264変換したソースを用意し、
それをYoutubeにアップロードすることでHD化しています。

※MPEG2-TSのままではどうやってもHDになりませんでした。


この方法の有利な点は

1.動画職人にはスタンダードなAviUtlを使用するので
 汎用性が高く、プラグインも豊富。
2.編集に凝りたければ編集専用ソフトで行うこともできる
3.使用するソフトが無償で入手できる
4.画質的に満足がいく結果が得られる

その一方で

エンコードがとにかく遅い。(マシンパワーが必要)

という最大にして唯一の弱点を内包しています。

幸い、AviUtlはバッチ出力に対応していますから
あらかじめ登録してしまえば、寝てる間や出勤してる間に
勝手にPCにお任せという方法も取れますが、
下手に大量のエンコードをしてしまうと、特に
調子に乗って2PASSとかしてしまうと恐ろしいほどの時間を
消費することになります。

マシンパワーは高いCPUを購入することで解決できますが
現状でも、Q6600というクアッドコアCPUを
クロックアップした上で使用しており、まかりなりにも
ノーマルなE9550と同等の処理速度は確保していますから、
相当な出費をしない限りは
劇的なパフォーマンスは期待できそうにありません。

そこで着目したのが、先月登場した
ハードウェアエンコーダ、PxVC1100というわけです。





東芝のSpursEngineという技術を用いた拡張カードとしては
これとThomson-Canopus製の2種のボードしか選択肢がなく
貧乏な自分には、安いこちらを選ぶしかありませんでした。
ちなみに買値は3万円弱。


これを導入した場合のワークフローは
購入前とさしたる変化は無く、
編集ソフトで編集したソースを
この製品の対応ソフトにてエンコードし、
それをYoutubeにアップロードするという流れで

単にAviUtl+ x264 で行ったエンコード処理を
この製品に置き換えただけとなります。



結果からいうと、速度面では劇的に改善されました。
しかし、肝心のYoutubeアップ時において
思い通りの結果が得られないというのが実情です。


fig. 1-1
http://jp.youtube.com/watch?v=jnKyFfnSlGk

fig. 1-2
http://jp.youtube.com/watch?v=HWubK2ba0Bc

fig. 1-3
http://jp.youtube.com/watch?v=c1pHGZ-21xA


以下、説明をいたします。

fig.1-1 と fig.1-2の相違点は
オーディオのエンコード方法だけが異なり、
1-1 がPCM、1-2 が AAC Dolby です。

結果を見ると1-1 はHD画質として認識されず

かろうじて高画質モードが追加されましたのみ。
http://jp.youtube.com/watch?v=jnKyFfnSlGk&fmt=6

しかも、なぜか音が鳴りません。

一方、1-2は無事にHD画質モードが出現しました。
http://jp.youtube.com/watch?v=HWubK2ba0Bc&fmt=22

上記から、HD画質として認識させるためには
音声エンコード方法も考慮する必要があるという事が
明らかになりました。

HDVのMPEG2-TSをそのままアップロードしても
HDにならない理由もこのあたりにありそうです。

最後の1-3もHD画質モードは出現しました。
http://jp.youtube.com/watch?v=c1pHGZ-21xA&fmt=22

fig.1-2 と 1-3の相違点は、
H.264 の画質ビットレートが
固定であるか、可変であるか。さらに
素材の解像度が1440x1080、または1920x1080 か、
という点が異なります。
結果は、私の目には相違は感じられませんでした。
これはYoutubeがアップロードされた動画を
内部で再エンコードしているためで、現状では
結果として相違が見られなくなるのでしょう。

で、問題というのは、上記の動画をみれば
お分かりの通り、HDモードで再生すると
再生時間がだいたい倍の、1分59秒に化けてしまう。
元の尺は1分8秒ですから、きっちり2倍では
ないところが妙ですね。

音声を聞く限り、余計なフレームが挿入されて
パラパラになっている感じです。

現在、この製品に対応したエンコードソフトは
これと現在ベータ版試験中の2本しかなく、
後者についてはこれからテストしてみますが
GUIがないということ、元ソースの形式に
制限があるらしい?ことなど、万能ではなさそう。

有名なぺガシスのTMPGEncシリーズが
本製品への対応を表明していますので、対応の暁には
これらも試してみたいかと思います。

ちなみに、Thomson-Canopus社の製品は
まったくエンコードソフトが異なっており、
もしかしたら上手くいくのかもしれません。

また、元ソースに1440x1080のMPEG2-TSではなく
他の中間形式に一度変換した場合どうなるか、など
考察のネタとしてはいろいろバリエーションが
考えられます。
パラメータももう少しいじる余地がありますし…
特にビットレートはもっと下げてもいいのかもしれない。
(12/28追記)
…と思って、さっそくやってみたら
少し明るい未来が見えてきました。

続きは
http://ahi.seesaa.net/article/111846871.html
をご覧ください。






▼投票していただけるとやる気が上がるとか上がらないとか…
鉄道コム
にほんブログ村 動画紹介ブログ 乗り物動画へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道動画へ にほんブログ村 ネットブログ YouTubeへ blogram投票ボタン
ランキング参加中

posted by いそはち at 18:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビデオ編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
画面上にマウスを移動すると現れる矢印をクリックすると 内容が切り替わります。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道動画へにほんブログ村

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。