結論からいうと、あっさり成功(?)しました。
注記
検索にて飛んでこられる方が多いのですが
現在、私が実施しているアップロード手順とは
異なっておりますのでご注意ください。
現在の動画変換および公開手順は
http://ahi.seesaa.net/article/121908689.html
に記載しております。
昨日のエントリで書いたように、
従来はAviUtl & x264を通す前に一度中間形式に変換していました。
おまじないみたいなものですが、メリットはあります。
当方は必ずアップロードする動画に何がしかの編集を加えます。
各方面から目障りと大絶賛不評なURL表示や
最初と最後のフェードイン・アウトは最低限行っています。
罵声やシャッター音などを消している場合もあります。
これを換言すると、実は生のHDVソースからH.264動画を
作成することはまず無いわけです。
これは私の場合ですが、他の皆様にも同様のことは言えます。
例えばテレビ放送を録画した場合はCMカットを当然するはず。
標準バンドルソフトのエンコーダーの場合、わずかでも編集を加えると
H.264書き出しが不可能という謎仕様のため、他ソフトにて
編集を行えば、一挙に解決できるわけです。
本題に戻ります。
編集結果をH.264に書き出す際、編集ソフトから直接は出力
できないので一度中間ファイルに書き出すのですが、
これがHDV互換形式のMPEG2-TSそのままだと、H.264変換作業にかかる
時間が増えるためです。さらに、ビットレートを下げて
(どっちみちYoutubeで再エンコードされ画質は悪化しますから)
ファイルサイズを節約しています。
この作業を、SpursEngineにてエンコードする前にも
行うだけで、あっさりと成功してしまったのです。
で、その結果がこちらです。
http://jp.youtube.com/watch?v=pt5BLbOHDzI&fmt=22
ですから、少なくとも私がYoutubeへアップロードする限りでは
変換作業において多大なる恩恵を受けることが確定しました。
ただし、欲を言えば標準バンドルソフトでは
書き出しオプションが少なすぎるので、
CRIミドルウェアのSpursCoder、ペガシスのTMPGEncなど
サードパーティ開発の支援ソフトの開発が待たれるところです。
特に前者はコマンドライン型で敷居は高いものの
他のエンコード支援ソフトとの連携において高い将来性を秘めております。
また、冒頭にて少しフレームの動きがあやしいところがあります。
PCの性能不足による処理落ちか、バッファリングによるものと
思っていましたが、何度試しても同じところで同じ挙動が
見られるので、実はエンコードに失敗しているのだと思われます。
しかし、Youtubeにアップする前のH.264を再生する限り
この現象は起きていないので、Youtubeとの相性に起因するものと
考えることもできます。逆に言えば改善できないのかも…??
※今回YoutubeにアップロードしたH.264動画の生ファイルを
置いておきます。VLCならCODEC追加せずそのまま見られると思います。
http://www.ayashige.net/china/sbx/Export20081228-001.264
■VLC media player■
http://www.videolan.org/
私の次の宿題として、
「超解像」すなわちSD動画をHD水準の画質に補正する機能が
どの程度の威力を発揮するのか検証したいと思っています。
実験前からあまり期待はしていないんですけどね。
それと、nVIDIAのVGAカードでエンコード支援する技術が
どの程度のものなのか、SpursEngineと比較したいところなのですが
私が所有しているのはGF7900GSで、残念ながら対象外なのです。
SpursEngineを買わず、グラフィックカードを更新するべき
だったのかもしれませんね。
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