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2005年08月14日

(嫌韓流の感想)ある左翼青年の死


マンガ嫌韓流
山野 車輪
晋遊舎 (2005/07)
売り上げランキング: 1
おすすめ度の平均: 4.29
4 まさに一石を投じる作品
5 入手困難な状況が続いているようですが
5 マンガで出版の意義


ステータスが一目瞭然なのでアマゾンのリンクを貼り付けましたが、
実際に買ったのはビーケーワンです。→

24時間以内に発送ということでしたが、結局3日後に手元に届きました。
それはさておき、
増刷おめでとうございます
(私が手にしたのは第二版でした)

ご存知のように私は文章構築能力が著しく欠乏しているので
感じたことの半分でも書けているかわからないが
(なおかつ世の中に垂れ流せるレベルに至っていないのだが)

今年度最大の「問題の一冊」となるかもしれない「嫌韓流」について。

率直な感想としては「よくぞ世に出してくれた!」というところに尽きる。
また、構成がうまい。
イデオロギーとあまり関係のなさそうなサッカーの話から切り出して
とりあえず手に取った人に、何かこのマンガは違うぞ…というオーラを醸し出している。
(売れ行きの割には、どうも一般書店では並んでいないことが多いようだが…)

…と先を進めたいのだが、ちょっと前置きを書かなければなるまい。



もう15年ほど経つが、「Noと言える日本」という一冊が社会問題になった事を思い出した。

石原慎太郎都知事と故・盛田昭夫氏(当時SONY会長)の共著であるこの本を巡っては
随分と反駁本の類も出たし、週刊誌コラムを賑わせたことだけが
記憶に残っているのだが、実は内容をあまり覚えていないのである。
「石原慎太郎は右翼だから」の周りの言葉でスルーしてしまったのだろうか。

ここで白状するが、当時の私はバリバリの左翼系であった。
さらに笑ってしまう話だが、そんな自分を自分ではリベラルだと思っていたのだ。

ほんの5年前まで、とある児童教育サークルに加入していたのだが、
このサークルの地元支部での歴史教育のテクストとして
左翼系の出版物ばかりがチョイスされており、
『学校では近現代の歴史をぜんぜん教えないから』と、
事あるごとに「平和教育」という名目でそれらを読み合うのである。

そんな中でいわゆる自虐史観と言われる物ばかりを信じていた自分には
目から鱗であった一方、「右翼」石原氏の言葉をにわかに信じることは出来ず、
熱心に読んではいなかったのであろう。

そして、その石原氏、南京大虐殺は嘘だ、とまで言い放った。
「それは無茶だろう、この政治家はいずれ失脚するに違いない」と
当時の私は思っていた。
一方で、「自信満々に言ってのけるその根拠はいったい何だろう?」
という疑問が首をもたげていたのである。

まだ件のサークルに身を置いていた自分は、自分なりに思考していた。
なぜここの人たちは、日本人にそこまで反省させたいのだろう?
自分はまだ生まれていないのに、戦争責任が俺にもあるんだろうか?

さらに時は流れ、ある日。
はたと思い立ち、リンクを辿り、とあるホームページに行き着いた。
(※現在はミラーページが残っています)
そこは私の初めて知る資料で溢れていた。

そこで釘付けになったのが「アボジ聞かせて あの日のことを」という書籍の紹介。
「嫌韓流」にも書かれているし、日本のインターネット界では半ば常識のことだが、
そこには、戦後「彼ら」は自由意志で日本に残ったことがはっきりと書かれていた。

それまで「在日はみな強制連行された人々の子孫」とばかり吹き込まされていたのだから。
件のサークルへの不信感は決定的になった。何かがおかしい!
以後の展開は速かった。自分の知っていた「事実」は事実ではなかったのである。
ある左翼青年は、5年前に死にました。ネットの力で。

※「嫌韓厨」レッテル認定領域にまで来ているのも
その反動なのかもしれない。

で、話を戻します。
なぜ自分が冒頭にて石原慎太郎氏のことを挙げたかというと…

一つめ。

自分は「Noと言える日本」が一石を投じた当時の言論界のように
現在の日韓を巡る状況について、活発に論議が起こることを期待しているからである。
無論、ネットでは日常的に論争が巻き起こっているのは承知の事実だが
いまだデジタルディバイドによって情報をえり好みできない人々も多くいる中
マスコミや論壇がどう批評するかをじっくりと観察したいのだ。

二つめ。

TBSによる石原都知事会見の捏造事件が取り上げられていたから。
第5話のエピソードになるのだが、
私も、偶然この件はほぼリアルタイムでその事件を知り
問題の「テロップミス」シーンの音声について検証したことがある。
(Adobe Premiereでの波形グラフ 、COOL96のスペクトラム解析いずれにおいても
不自然なカットオフがあるではないか。)

出る杭は叩かれるというが、ここまでしてマスコミが
都知事を叩くのは殊更異様な光景だった。
(で、マスコミ嫌いに拍車がかかった訳だが)

閑話

今現在、ためしに「南京大虐殺」「石原」で検索してみた。
たちまちのうちに批判のページが上の方に表示されるのだが、
その反駁の根拠が"The Rape of Nanking"であったり、
当時の連合国側のプロバガンダ出版物であったり。
それらを「事実」と断じてはばからない。正直、気味が悪い。

閑話休題

今でも石原都知事を巡っては非難が絶えない。
最近の風潮としては「週2日しか登庁しないとは何事か」がキーワードか。
(別にいいじゃん、ねぇ?)

石原先生、自分は長らくあなたの事を誤解していました。非礼をお詫びします。
全否定なぞ致しません。(でも全肯定もしないけど)
もう都民じゃないので応援はできませんが。えぇ。




まだ書きたいことはあるが(盆とはいえ)仕事も残っているので
まとまりが悪いがこの辺で締めさせていただくが、

日本人、韓国人ともに歴史を見直す最後のチャンスかもしれない。
韓国側はきっと嫌韓流バッシングを行うだろう。
そのとき、ぜひとも否定する根拠を日本側に提出して欲しい。
竹島同様、白黒つけようじゃないか。
ケリがつかない事には日韓の文化交流など夢のまた夢、だ。



あえて苦言を2,3。

登場人物の日本人が美形すぎ。(相対的に朝鮮人が醜悪に描かれすぎ。)
民族差別があることを率先して肯定しているようにも解釈されかねない。
バランスをとって、登場人物の松本君くらいは普通に描いて良かったのでは。

あと、126ページ。率直に言いすぎ。
一応あとがきでフォローしてるけどさ。

揚げ足を取られる隙を与えないような慎重さをもう少し持って欲しいと感じます。

これは希望ですが、
早く英語版とハングル語版を出版してください。





長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。


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posted by いそはち at 00:06 | Comment(14) | TrackBack(4) | 朝鮮半島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


この記事へのコメント
こんにちは。
TBありがとうございました。

僕も昔は成人式で君が代を歌わずに規律もしない狂信左翼でした。
いまではすっかり更正できましたが。

英語版とハングル版出ても、韓国は言論の自由がないので、発禁でしょうね。

やっぱり2ch有志でハングル版を作ってインターネットで公開でしょうか。
Posted by ふうてんの猫 at 2005年08月16日 00:19
ご訪問くださりありがとうございます。
(そちらにもコメントしましたが)

もし韓国で発禁になったとしても
すでにこの本は一部で話題になっているようですから
かつての私のように、怖いもの見たさで手にとる人がきっと出てくると思うのです。

親日派は糾弾されるのが現在のあちらの情勢のようですが、
周りになびかず自ら真実を追究しようとする人が増えていく事を望んでやみません。

※どちらかというと、ハングル語ではなく英語の方が優先かな?
 世界共通語ですし、韓国人は日本人よりよほど英語が得意だそうですから。
Posted by いそはち at 2005年08月16日 08:45
「マンガ嫌韓流」の著者は、確か
慰安婦を捏造と主張されている様ですが
台湾の教科書でも慰安婦の記述があるようです。

  http://jun-gw.sfc.keio.ac.jp/JP/thesis/WangXueping/syuron.pdf
   教科書から見る対日認識 -- 中国と台湾の教科書の比較 --

   例:p46の部分

   【中華民国】
    国民中学歴史科教科書 第2冊、1999年版、2000年版

    十二月中旬、国軍が南京から撤退し、日本軍は
    南京に入ってから、彼らの野蛮さを発揮し、日本
    軍に殺害された中国人は三十万以上に達した。
    南京大虐殺、日本軍「七三一」部隊は東北地方
    で中国人を細菌戦争の試験に試用した。また韓
    国、台湾などの女性を「慰安婦」にした。日本軍
    の中国侵略の重大な罪を十分に表した。P137
Posted by るい at 2005年09月10日 15:00
「嫌韓流」における従軍慰安婦問題の記述は
わずか2ページのコラムがあるのみです。

従軍慰安婦は確かに存在した。が
強制連行があったかどうかは疑わしい、というニュアンスの記述ですから
ばっさり「慰安婦は捏造だ」と否定しているわけではないんです。

るい様はその部分を読み流しているようなので、再読をお勧めします。
第7話の終わり、196〜197ページです。
2ページなら立ち読みでも怒られないかと。
(※私が所有している第2版で、ですが。
なんでも最近の版では、一部の記述が異なるらしいので、ページ構成も異なっているかもしれません)

私の妄想ですが、娘を売り飛ばした親が体裁を繕うため
「日本軍が連行した」と嘘をついていたのではないかなぁ、と推測しています。
確か儒教では親は絶対的存在でしたよね。
親が嘘をついたと考える余裕が無かったのではないかと…(日本の伝統的道徳感でも無論そうですが)

台湾の教科書のソースご提供、ありがとうございました。
Posted by いそはち at 2005年09月11日 23:14
『マンガ嫌韓流』
おもしろいね。
この本は、マンガ版「2ちゃんねる」といった感じの内容だね。
本に書かれていることは、ネットユーザーにはよく知られていることだけど、一般人にはあまり知られていないこと。
マンガの形で公表されたたので、韓国の文化捏造が急速に一般人に知られるようになるだろうね。在日勢力はそうとう焦っているようだよ(笑
本を買った俺に対し、在日が組織的なイヤガラセを仕掛けているよ。俺がこの本を買った本屋が、朝鮮人の店なんだよ。
まったく、しょーがねえ奴らだなあ(笑
Posted by イギョラ at 2005年09月17日 19:13
コメントありがとうございます。

2ちゃんねるを知っている人間は多いものの、
こういった政治や歴史問題について
まともに論議されている有意義なスレッドも
存在していることは知らない人が多いんだと
思います。

私にしてみればもったいないと思いますが
世間様には「気持ち悪い」といったイメージなんでしょう。
ビジュアル化された「電車男」を見てもよくわかります。

それにしても、
その本屋、よく入荷しましたね。
尊敬に値しますよ。
(裏で、買った人間の素性を密告しているんなら最悪だが)

Posted by いそはち at 2005年09月17日 20:55
ここでコメントを残している、るいさんは色々なところで同じコメントを書いてますね。
台湾を占拠した国民党は、日本領だったという事で随分残虐な行為をしたようです。
自分達の行為を正当化&隠ぺいするために責任を前の支配者になすり付ける事は、中国歴代王朝では常識だった筈ですよ。

追軍売春婦は、商売でした。
従軍慰安婦とは、一部の人たちの造語です。
済州島で強制連行して慰安婦を集めたと手記を著わした吉田清治は、後に捏造と認めてます。
済州島の人々は、デタラメを書かれて迷惑だと言ってたそうです。

最初の証人とされる金学順さんの話では、貧しさの為に親に妓生センターに売られ、その後に日本軍の慰安婦になったと証言してます。
当時の状況で親が娘を売るというのは、日本でも珍しく無かった事も知っておくべきです。
当時の慰安婦には、相手を選ぶ権利も有ったし、かなりの高給が支払われてました。

南京事件に関しては、もともと国民政府のプロパガンダで言われ始めた事で、東京裁判では弁護側の言い分は全く無視されて有罪にさなってます。
ナチスと違い日本軍部や政府が組織的にホロコーストした証拠は出てないです。
朝鮮兵(日本国籍)の凶暴さは日本軍も把握していたみたいですが.....
(ベトナム戦争に参戦した韓国兵の残忍さは、有名ですよね)

当時の南京市は、安全区に一般市民は避難してましたので、普通なら被害にあう事は少ないです。
南京突入寸前に中国軍司令官が逃亡し、その時に国民党軍同士の戦闘も行われたようです。
残された兵隊は軍服を脱ぎ一般市民に紛れ込み、彼等の摘発時に一般市民が巻き込まれたり、間違われて多数の死者が出たと思われます(3000人程度と言う人も居ます)

当時、中国軍の司令官が降伏していれば、巻き添えになった市民も居なかったでしょう。

Posted by 忠烈王 at 2005年10月16日 15:21
忠烈王さま、ご投稿感謝いたします。

以前からおぼろげに感じていた事ですが、
中国共産党はプロバガンダによって
日本に負のイメージを植えつけた国民党の功績を
もっと讃えてもよいだろうに…

抗日戦争での美味しいところだけ
横取りした感が拭えないんですよね…

慰安婦問題についてはその後調べてみたのですが
強制連行が「あった」派と「なかった」派
どちらも同じ文献から引用してきたりしていたり、正直なところ混乱しています。

明日、ちょっと気になる本が
発売になるようなので、
このあたり通読してあらためて
記したいかと思います。

【別冊宝島 マンガ嫌韓流の真実!〈韓国/半島タブー〉超入門
定価:本体857円+税 2005年10月21日発売
Posted by いそはち at 2005年10月21日 00:46
私も若い頃は、本多勝一とかあの類を読んで、物が分かった気になっていたバカ者でした。
ネットを始めたのが比較的最近のため、数年前に本多勝一の正体が徹底的に暴かれていた事を、迂闊にも知りませんでした。
ホント、人間とは「信仰」を持たないと、生きていけない存在なんですね。
Posted by 街の常識人 at 2005年11月03日 10:31
コメントありがとうございます。
私も高校生当時、(ちょうど自称リベラリストだった絶頂期ですが)
やはり本多氏にはずいぶんお世話になったクチです。(自嘲)
部室にあったAERAのコラム「貧困なる精神」とか欠かさず読んでましたねぇ。
やはり、左翼には実にありがたい存在なんでしょうな。

南京事件コラムでの捏造などは今更として、

確か小林よしのり氏との対談で「本多は本名です」とか何とか言ってた気がするんですがねぇ。
それは通り名で別の本名(中国人だか韓国人だか)があるっていうのは
結局本当なんでしょうか?
実は事の顛末を良く知らなかったりします(汗)

それはさておき

およそ「信仰」に類するものについては
私は完全否定するほどではありませんが
個人的には麻薬の一種だと思っています。

私もいくばくかの、心のよりどころを持って生きているわけですし。


余談ですが、日本の無宗教というものを
何とか海外に布教(?)することはできないものだろうか。
連日のテロ事件に触れてつくづくそう思う次第。
Posted by いそはち at 2005年11月04日 00:23
本多氏はかって「戦場の村」で、韓国軍を倫理的で立派な軍隊である、と持ち上げていました。ご存知のとおり、今ではかなりの残虐行為をベトナムで行ったことが明らかになっています。

本多氏の本名が、ネットで噂されているとおり、「崔泰英」だとしたら・・・。吐き気がします。

未来の人々は、20世紀の人間をどう評価するのでしょう。
人権や平和を声高に唱える人間ほど、思想弾圧・粛清を欲しいままにした社会主義に肩入れした・・・。
「昔の人間は、聡明な現代人に比べたら、やっぱバカだったんだな。」で終わりでしょうか。
Posted by 街の常識人 at 2005年11月06日 11:08
再訪ありがとうございます。


韓国派遣軍は兵の性欲処理を全く考慮していなかったがために
多くのベトナム人女性が韓国兵士による被害に遭い、大勢の望まれない混血児が生まれる結果になった。

旧日本軍は従軍慰安婦を同行させることで現地の治安維持を図ったとのこと。

…そういえば、これもネットで知った事。
マスコミも誰もそんなこと教えてくれませんでした…

確かに、現地で夫婦になった例をのぞいて
あまり日本人との混血児という話を聞きません。私が知らないだけかもしれませんが。
むしろ、近年の海外出張組との混血児の話題を聞きますが。


昔のアカ狩りの時代の話から、
頭がいい人ほど共産主義に染まりやすいという傾向はあると思います。
あるいは、プロバガンダの類を信じやすいのかも知れません。
元オウム信者にエリートが多かったのも
その表れではないでしょうか。

私は馬鹿なんでネットウヨまっしぐら。

将来、共産主義は天動説のような迷信・妄想の一つとして
片付けられているのでは…と夢想します。

でも、未来に生きる人間は多分大変ですよ?
現代の負の遺産を生まれながら背負わされて生きるんですからね。


全くの余談ですが、
そういや大学に入学したてのときに
社会学サークルに勧誘されて、2回目のセミナーまでは行きました。
河口湖畔の他学サークルとの合同サークルというのを聞いて
何か危険な香りを感じたので尻まくって逃げました。(笑…えない)


Posted by いそはち at 2005年11月08日 01:06
Posted by Madjube at 2006年08月13日 19:10
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Posted by Majed at 2006年08月29日 17:51
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